解離性同一性障害で不眠で閉鎖病棟で隔離入院して退院した話

はじめまして。

変わり者だったんで元々誰もパソコン持ってなかった時代からバイトしてパソコン買ってて(当時は安いのがなかったから20万くらいしたん)

それでもう20年以上前からブログてきなもの(当時はブログって言葉はなかったんよな…)はやってて、でもそのあとミクシィやらなんやらでそういうのはテキトーにやってたんだけど、

久々に長文のものを書きたくなって書いています。こういうの久々だ。

読んでわかる通りわたしもういい歳なんですけど、書きたくなったから書いてます。


タイトルの解離性同一性障害ってなんやねんって感じだと思うんだけど、記憶がぶっつり切れて、その記憶が無い間にわたしの知らない人格の人間が生活してる、って感じの障害です。

発病は中学ぐらいのときで、最初は記憶がなくなったときに部屋の掃除をしてたりしてました。

元々あんまり部屋は掃除しない性格なんだけど、記憶がないときにきれいに掃除してくれてたんですね、ありがたいことに。あと、わたしは中学の頃付き合ってた女の子がいたのですが、その子に何十枚も手紙を書いたりしていました。もちろん記憶はないんですが。。。こわいね、ストーカーっぽくてまずいですね。自分に戻ったときに、「うわ、なんだこれやば」って毎回思ってました。

中学の頃は実家に住んで居たんだけど、10歳の頃に父親が帰ってこなくなって、まあ蒸発って感じだったんですけども、色々捻れた家庭だったんで、色々色々色々やばかったのですが、まあそれは今は置いといて。

やばいなーと思って、自分で病院に駆け込んだんですよね。その頃中学にもあんまり行きたくなくなってて、試験だけクリアしてればいいだろうと安易に考えてたんだけど、出席日数がやばいということになって。進学校だったんだけど、下克上が激しくて、わたしが深夜に歌舞伎町をうろついてる〜とかいう匿名のリークがあったりして。いや実際はそんなことしてないんですよ!むしろ引きこもりな性格だったので。

だけど下克上な進学校だったから、なんかそういう蹴落とせみたいなのがあったんですよね普通に。


色々色々色々あって17で家を出ちゃったんですが、まあそんな感じで、たまに記憶がなくなって、でもその間に部屋の掃除してくれてたり、めちゃくちゃ綺麗な字で履歴書書いてくれてたり。

解離も、悪くわねーなって感じで。

まあたまに知らない人格が自殺未遂したりしてて怖かったけど、まあいいかって感じでずっとやってきてたんです。

解離はとくに困らなければ治療する必要ないってことで、病院には困ったときだけ頼ってました。



それでわたしもアラフォーになって。

こんな歳になってまだメンヘラやってんのかって思うと思うんだけど、まだやってて。リストカットやら、瀉血やら。

もう自分で縫合したりして、何事もないようにやってたんです。


色々色々あったけどうまくやってるつもりだった。

12年以上病院で働いてたんだけど、辞める計画して病院で働きながら縫製の学校に通って、良い感じの時に病院は辞めて、縫製の仕事にシフトしました。それで運がよくてお店を始めたんだよね。


たくさんお客さんが来てくれて、楽しかった。けど、そこで解離の別人格が出てきてしまったのよね。別人格のわたしは、お客さんに子供みたいな振る舞いしたり、心配かけるようなことをしたり、ほんと最悪だった。そういう話をあとで聞くんだけど、ほんとに恥ずかしくて頭がおかしくなりそうだった。お客さんには申し訳ないし、どう説明していいのか、説明してわかってくれる人もいたけど、ほんとに恥ずかしすぎて死にそうだった。


別人格が自殺未遂したことで、わたしは入院になった。

隔離病棟だし、鍵がかかってるし、持ち物も全部見られて何もかも持ち込み禁止で、ずっと看護師さんがついててくれて、1人で行動することはダメだった。ティッシュを買いに行く時も看護師さんが管理してた。

今まで不安なときに病院に行って貰って飲んでいた薬は、全部中止になった。

違う薬に変わった。

これがめっっっちゃくちゃキツかった。

薬変えるってこんなにキツいのか?!って思った。気が狂いそうだったけど、わたしはけっこう我慢強いから我慢したよね…。看護師さんに褒められた。だけどほんとにめちゃくちゃ苦しかった。

ごはんが食べられてなかったことも入院してから自覚した。検査したらわたしの身体はすごい飢餓状態だった。

べつに、普通にご飯食べてたし、痩せてないし…って思ったけど、実際入院して3食御飯を出されたら、本当に少しずつしか食べられなかった。

あーーーーー食べれてなかったのか…って思った。気づいてなかったから。


隔離入院はほんとにつらくて、同室の人は10時になったら外に出れるのにわたしだけはダメだった。わたしは引きこもり性格だからまあまあ大丈夫だったけど、同室の人たちが10時から自由になり外へ出てタバコを吸いお菓子を買って帰ってきて楽しそうに話してバリバリお菓子を食べてゲップしてオナラしてっていう臭いと音がもう無理だった。

すぐに外出許可を申請して、ほんとはいけないんだけど遠くまで行ってノイズキャンセリングヘッドホンを買って帰った。その後ずっとヘッドホンをしてた。


入院3ヶ月だったけど、早く出たかったからすごく良い人間みたいに振る舞った。

わたしはすごい不眠で3日に1回しか寝ないんだけど、病棟は9時消灯で、1時間おきに見回りがくる。

寝たふりをしていても、懐中電灯で顔を至近距離でぐるぐる照らされてじっくり見られて、寝てるか確認される…

クッソ恥ずかしい。猛烈に恥ずかしい。もうわたしは初日でそういうプライドを捨て去った。


わたしは解離性障害だから突然人格が変わって変なことをするかもしれない。だからかもしれないけど、がっちりした男性の看護師がずっとついててくれた。わたしも入院中やばいことになったら困ると思ってたから、ほんとにこれは安心できた。


結果、入院中は何も起こさずに、看護師さんとも仲良くしたりして「何も問題ないね」ってなってくれて、3ヶ月のところを1ヶ月で退院できた。

退院までにはゴハンも結構食べれるようになってた。



まあそれで退院しました。




大丈夫

大丈夫

大丈夫



薬を一気に全部変えたので脳がマッハに活動してる気がする

じつは入院中の少しの時間と一時帰宅のときに解離して別人格がウハウハしてたんだよね。

だけど今それはやったらやばいので絶対だめ。

自傷行為と断薬を耐えて、いまもう3月になったよな。3ヶ月頑張ったよな。


中学から飲んでた薬やめて、新しい薬にしたけど。

新しい薬とか何も効果ない気がするよ、薬の中毒ハンパないよ。クッソ死にたくなる。めちゃくちゃ苦しいよ。毎日苦しくて何も楽しくないよ。


あ、解離性同一性障害のこと書きましょうか。

わたしは全然ドラマみたいに別人格がパパッとあらわれたりしないし、別人格と話もできないし、別人格がなんなのかもわかりません。ただ、わたしの別人格はすごく正義感が強くて、子供っぽくて、もしかしたらわたしよりもみんなに好かれそうな人…みたいです。

だけど、この別人格(友人がアナザーさんって名前つけてる笑)は2人くらいいるらしいんだけど、わたしは自覚できてなくて、それがめちゃくちゃ不安で怖いんだよな。どうしよう。どうにもならないのかな。本当に。アナザーさんが……色々ごめんなさい。アナザーさんが良いことをしてたらいいな。


なんかよくわかんないね。すみませんでした。